研究課題
挑戦的萌芽研究
ベトナムのダイオキシン汚染地域に在住する3歳児について、自閉症尺度ASRSを用いて調査を行い、高四塩化ダイオキシン(TCDD)暴露群のASRS得点が高く、自閉症傾向があることが考えられた。そこで、GC/MSにより尿メタボローム解析を行い、判別分析性を行った結果、尿中ヒスチヂンやトリプトファンが高TCDD群と低TCDD群を判別するのに有用な指標であることが明らかとなった。また、新たなコホートを立ち上げ、6か月検診時に採取した68検体の尿中のこれらのアミノ酸を、HPLCにより測定したが、母乳中ダイオキシンと有意な関係は得られなかった。今後、長期の追跡調査と多くの対象者の尿採取が必要である。
すべて 2014 2013
すべて 学会発表 (7件)