研究課題/領域番号 |
24659340
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
法医学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
大澤 資樹 東海大学, 医学部, 教授 (90213686)
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研究分担者 |
佐藤 文子 東海大学, 医学部, 准教授 (70328128)
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連携研究者 |
長谷川 巌 東海大学, 医学部, 助教 (00433912)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | 循環器 / 石灰化 / 動脈 / ゲノム / 病理学 |
研究概要 |
大動脈解離や虚血性心疾患といった突然死の基礎病変である動脈石灰化について、大動脈の組織切片に対し石灰化の性状を検討した。顕微鏡下での観察から、微小なびまん性石灰化、粥腫形成と共に塊状化したもの、核ないし骨髄形成を伴うもの等に大別され、5段階の石灰化評価法を新たに考案した。アテローム性硬化の評価法として米国心臓協会AHA分類が知られているが、石灰化の程度はこの分類とは必ずしも一致せず、進展したV型とVI型では、様々な段階の石灰化が形成されていた。検査法としては、一般染色とコッサ染色を中心に石灰化病変を検出し、さらに抗MGP、抗AHSG抗体を用いた免疫組織化学を追加してゆくのが適当と考えられた。
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