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2013 年度 研究成果報告書

分子シャペロンHSP90を基盤とする細胞癌化機構の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 24659357
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 消化器内科学
研究機関秋田大学

研究代表者

伊藤 英晃  秋田大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (80168369)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2014-03-31
キーワード分子シャペロン / DNAポリメラーゼη
研究概要

DNAポリメラーゼ・イータ(Polη)は,損傷のないDNAを鋳型として大変誤りがちなDNA合成を行い,免疫グロブリン遺伝子領域の体細胞突然変異の生成にも寄与する。Polηが活性化するためには分子シャペロンHSP90との相互作用が必須であり, HSP90阻害剤は,Polηの構造を不安定にし,がん細胞の増殖を抑制するものと考えられている。
本研究では,完全長ヒトPolηを精製した。また,抗ウサギPolηの特異的な抗体を得た。HSP90はPolηの安定化に寄与すること,膠芽腫で核周辺にHSP90とPolηの強い相互作用が確認できた。上衣腫では,HSP90とPolηの相互作用は検出できなかった。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] HSP90とDNA polymeraseηの相互作用解析2013

    • 著者名/発表者名
      羽賀愛沙美,岡本知也,畠山詩織,菅原卓,南條博,伊藤英晃
    • 発表場所
      神戸市
    • 年月日
      20131203-06
  • [学会発表] DNA polymeraseηとHSP90の相互作用解析2013

    • 著者名/発表者名
      羽賀愛沙美,岡本知也,畠山詩織,黒澤友翼,三瓶杏,西聡美,菅原卓,南條博,伊藤英晃
    • 学会等名
      第8回臨床ストレス応答学会大会
    • 発表場所
      信州大学
    • 年月日
      2013-11-15

URL: 

公開日: 2015-06-25  

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