研究課題
挑戦的萌芽研究
STAT3は細胞増殖・炎症等に関わる遺伝子発現調節や転写因子制御等を行う重要な蛋白であるが、膵STAT3欠損マウスを用いた検討により、セルレイン急性膵炎において膵STAT3は炎症細胞浸潤を伴う膵壊死およびアポトーシス細胞死に対して保護的に働くことが示された。一方Bcl-xL・Mcl-1はアポトーシス抑制性蛋白であり、セルレイン・L-アルギニン急性膵炎での膵での蛋白発現上昇が認められる。Bcl-xL欠損マウスでの膵炎の重症化は認められず、重症化にBcl-xL・Mcl-1が相補的に関与している可能性が示唆された。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件) 備考 (1件)
膵臓
巻: 29 ページ: 38-44
Am J Pathol
巻: 101 ページ: 2105-2113
http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/gh/research_a.html