研究課題
挑戦的萌芽研究
心血管疾患の病態においては内分泌制御が関与することが明らかになり、心血管内分泌分野として近年注目されている。我々は動脈硬化時にみられる心臓に選択的な生理活性ペプチドがプロセシングを受けて生じるフラグメントの生成メカニズムを追求した。ヒトリコンビナントがこの生理活性ペプチドをプロセスするか、質量分析計を用いて検討した。また、実際の血液でこの酵素の活性が見られるかどうかの検討を行い、病態との相関を検討した。その結果、冠動脈再狭窄の病態において、特定の生理活性ペプチドの断片が減少していることを明らかにした。今後の動脈硬化の新規診断薬、さらには抗動脈硬化薬の開発の糸口となることが期待される。
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