研究課題
挑戦的萌芽研究
ES 細胞の分化において、分化に要する時間はほぼ制御不能である。本研究は、幹細胞の分化速度を制御する新しい分子機構の解明を通して、「目的細胞への分化時間の短縮」という画期的技術開発を目的とする。ES 細胞分化途上において PKA シグナルを活性化することにより、ES細胞からの中胚葉及び血管内皮細胞分化を従来の約2倍早く誘導することに成功し、PKA がヒストンアセチル化酵素 G9a の発現を上昇させることにより分化速度を早めるという新規機構を見出した。
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Cell Stem Cell
巻: 10(6) ページ: 759-770
http://www.frontier.kyoto-u.ac.jp/es02/index.htm