申請者の研究室で樹立されたEGFR遺伝子変異(マウスEGFRExon19 delE748-A752とヒトEGFRExon21L858R)をそれぞれ導入した遺伝子改変マウス(♂)と野生型C57BL/6マウス(♀)により生まれた胎仔を用い、分担研究者熊本大学伊藤隆明教授の指導で胎仔肺を摘出し器官培養を行った。肺の発生の過程における発癌を直接確認した。今後は胎仔肺の肺癌組織の一部を用いて培養にEGFR-TKIを添加し、EGFR-TKI感受性の変化についてMTTアッセイ法やWestern Blotting法や免疫染色などを用いて検討することを予定している。
|