研究課題
挑戦的萌芽研究
活動性糸球体病変には、ポドサイト特異的にFSP1の過剰発現が認められる。本研究では、分泌型FSP1を介したポドサイトーメサンギウム細胞連関について検討した。FSP1の生物活性が、FSP1の受容体として報告されているAGE受容体 (RAGE)を介するか否かも検討した。リコンビナントFSP1の刺激により、メサンギウム細胞で発現誘導される腎保護因子5種と発現抑制される腎疾患進展因子1種が新たに同定された。FSP1の生物活性はRAGEを介するものではなかった。以上の成績から、ポドサイトで産生されるFSP1は、腎保護作用があることが示唆された。
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