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2014 年度 研究成果報告書

HSP90と協同因子を用いた新規プリオン複製試験管内再構成系の構築

研究課題

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研究課題/領域番号 24659422
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 神経内科学
研究機関東北大学

研究代表者

逆瀬川 裕二  東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (90418616)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードプリオン / 高次構造変換 / Hsp90
研究成果の概要

正常型プリオン蛋白質 (PrPC)の高次構造変換因子として、リコンビナントPrPCのプロテアーゼ感受性を指標に、マウス神経芽腫細胞から熱シック蛋白質Hsp90を精製した。試験管内反応系を用いて、1)Hsp90はPrPCの分子中央部を部分変性すること、2)活性はHsp90のC末側ドメインにあること、2)シャペロン活性にヌクレオチドを必要としないが、3)銅イオンと結合したPrPCの部分変性にはADPなどのヌクレオチドが必要であることを見出した。また、4)試験管内反応系を用いて新規に見出したシスプラチン誘導体や既存の阻害剤の一部が、プリオン感染細胞においてプリオンの複製を阻害することを確認した。

自由記述の分野

生化学

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公開日: 2016-06-03  

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