研究課題
挑戦的萌芽研究
肝臓のグルコキナーゼ(GK)は血糖値を感知して、低血糖時には核へ高血糖時には細胞質へ移行する。このGKの細胞内移行によって、血糖値は調節されている。今回の研究で、ヒト腎由来細胞株HEK293には、グルコースを感知してGKを輸送する機構が欠損している明らかとなった。さらに、 GKの移行に関与する蛋白質に対する抗体を作成し、蛋白質の局在性と蛋白質-蛋白質相互作用を測定できるようになった。
細胞生物学