研究課題
挑戦的萌芽研究
サルエイズモデルにおいて、サル免疫不全ウイルスが産生するリポペプチドを標的としたキラーT 細胞の免疫応答が誘導され、感染制御に働くことが示されつつある。一方、ヒトにおけるリポペプチド特異的T細胞応答の存在や意義は不明であった。本研究において、ヒト免疫不全ウイルス感染患者末梢血中には、リポペプチド特異的T細胞が存在し、感染防御因子のひとつであるインターフェロンガンマを産生することを初めて明らかにした。
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J. Virol
巻: 87(1) ページ: 482-488
DOI:10.1128/JVI.02142-12
http://www.virus.kyoto-u.ac.jp/Lab/SugitaLab.html