研究課題
1) G2028R-hCOL7(+)/正常hCOL7(+)マウス(mCol7-/-)(DDEBモデルマウス)の作製DDEBとして既知の変異であるG2028R変異を有するhCOL7(G2028R-hCOL7)cDNAを発現したトランスジェニックマウスをC57BL/6と交配し、安定的にG2028R-hCOL7を発現するトランスジェニックマウスの作製に成功した。G2028R-hCOL7(+)マウス(mCol7+/-)と正常hCOL7(+)マウス(mCol7-/-)(COL7完全ヒト化マウス)を交配する事により、G2028R-hCOL7(+)/正常hCOL7(+)マウス(mCol7-/-)(DDEBモデルマウス)を作製した。2) G2028R-hCOL7(+)/正常hCOL7(+)マウス(mCol7-/-)(DDEBモデルマウス)の解析上記①で作製されたG2028R-hCOL7(+)/正常hCOL7(+)マウス(mCol7-/-)(DDEBモデルマウス)の表現型、生存率や成長曲線などについてCOL7完全ヒト化マウスやwild typeマウスと比較検討を行ったところ、明らかな相違を認めなかった。モデルマウスの皮膚を詳細に観察するため、COL7が重合することにより構成される係留線維の超微細構造の電子顕微鏡学的に解析を行っている。。さらに抗hCOL7抗体(LH7.2抗体)を用いて蛍光抗体法を行い、生体内における変異型hCOL7の発現量を比較検討を行っている。
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Acta Dermato-Venereologica
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