研究課題
挑戦的萌芽研究
皮膚の最外層にある角質層の主な機能はバリアー機能や防御機能である。その保持に不可欠であるのが、角質細胞と細胞間脂質である。スピンラベル法は、脂質2重層のプローブの運動性を測定する、鋭敏な非破壊的な方法である。このラベルした脂質を、角層間脂質に取り込ませ、電子スピン共鳴スペクトルを検出し、角質細胞間脂質の構造を評価する方法論を確立するのが、本研究の目的である。我々は、乾癬の角質がコントロールの角質に比較して構造が不整であることを見出した。この結果は、本法以外の過去の報告と一致していた。そのため、本法は、角質の機能やその他の疾患に評価にも有用であることが示唆された。
すべて 2012 その他
すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (5件)
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