研究課題
挑戦的萌芽研究
クロマチン免疫沈降法(ChIP)により、ラット縫線核由来RN46A細胞における中枢セロトニン神経細胞特異的転写因子Pet-1の標的遺伝子同定を試みた。RN46A細胞では、神経特異的抑制因子(NRSF)結合配列(NRSE)を有する遺伝子へのPet-1結合阻害にNRSFが関与すること、NRSEを欠く遺伝子へのPet-1結合が検出できない場合もあり、NRSF以外の抑制性因子もPet-1結合阻害に関与すること、またPet-1過剰発現条件下でもChIP同定が困難な場合があることが解った。従って、Pet-1標的遺伝子のChIP同定には、これらの抑制性因子を排除した実験系構築が必要である。
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Journal of Neurochemistry
巻: Vol. 123、No.6 ページ: 963-970
10.1111/jnc.12004
http://www.marianna-u.ac.jp/isotope/facilities/12541/012540.html