研究課題/領域番号 |
24659569
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
高瀬 信弥 福島県立医科大学, 医学部, 講師 (30347223)
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研究分担者 |
瀬戸 夕輝 福島県立医科大学, 医学部, 助教 (70448629)
坪井 栄俊 福島県立医科大学, 医学部, 助手 (10528201)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | 血管内治療 / 遊離塞栓 |
研究概要 |
本研究では、カテーテル治療おける大動脈壁からの粥腫遊離塞栓を捕捉するデバイスの開発とその評価が主たる目的である。 2012年度末までには、1)捕捉デバイスの詳細な設計図作成 2)評価するモデルの作成(in vitro;モック;人体大血管循環システム+大動脈瘤形状の作成)3)粥腫の疑似物質(ビーズ)の通過速度を特定部位で撮影し、画像解析するシステムの構築を達成、あるいは作成中である。 2)は作成途中段階であり、2013年度6月中に完成、最終的に捕捉デバイスを使用した、補足効果の評価実験に移行する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
概要に記載した 1)捕捉デバイスの作成が遅れている。設計図が完成して部材、作成の日数を今後30日と見越している。 2)大血管人体モデルは名古屋大学工学部内ベンチャーに作成依頼しており、大動脈瘤のモデルの完成待ち。 3)評価システムは完成。 従って、1)と2)の進捗が30~60日遅れている状況である。
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今後の研究の推進方策 |
捕捉デバイスと評価モデルが完成すれば、直ちにin vitroのモデル実験を実施。要する期間は30日。その間に捕捉デバイスの1/2あるいは1/3縮尺デバイスを作成して、大動脈動脈硬化モデルウサギでの挿入実験を施行し、最終的なin vitro, in vivoの実験を終了できる見込み。ウサギ動物実験は60日を要する見込み。
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次年度の研究費の使用計画 |
1)捕捉デバイス作成費 2)大動脈血流モデル動脈瘤部位の作成費(正常大血管血流モデルは当施設で保有している) 3)動物実験での物品材料費 など。
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