現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
15分の虚血と5分の再潅流を2回繰り返した肝組織と5回繰り返した肝組織、15分の虚血と15分の再潅流を2回繰り返した肝組織と5回繰り返した肝組織など複数回の虚血・再潅流に関する検討が終了した。生体顕微鏡による肝微少循環障害および白血球の接着、遊走とNOレベルとの相関の検討が不十分である。虚血・再潅流終了後1時間、6時間、12時間、24時間 での肝組織の障害度の生化学検査(ALT,AST,T-Bil,Alp,γ-GTP,ヒアルロン酸, AT-III, Alb etc.)、病理組織学的検査、肝組織中のIL-6, TNF-α, INF-γなど炎症性サイトカインの測定(リアルタイムPCR法、 ELISA)による虚血・再潅流のメカニズムに関する研究が不十分であり、やや遅れていると考えられる。
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