研究課題
挑戦的萌芽研究
Acoustic Radiation Force Impulse(ARFI)による肝硬度測定が、肝切除後肝不全(PHLF)の予測に有用であるという仮説に基づき、肝切除症例200例を対象として前向きに検証した。その結果、ARFIによる肝硬度の指標は病理学的肝線維化の進展度を反映し、PHLF予測に有用な術前因子であることが単変量解析で実証された。さらに正確な予測を行うために、多変量解析によってPHLF予測に有用と判定された肝硬度、血小板数、総ビリルビン値、残肝割合の計4因子を複合し、新たなPHLF発生リスクの予測式を導いた。妥当性検証にてこの予測式の有用性が示され、今後の臨床での応用に期待できる。
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