研究成果の概要 |
Ma-44肺癌細胞株の同所性移植マウスを作成し、PET/CTにて腫瘍体積とSUVmaxを測定し、犠牲死後、腫瘍径を測定した。腫瘍径と腫瘍体積・SUVmaxは良く相関した。Ma-44, A549, FT821, PC-9の4種類の細胞株で抗癌剤を投与し、抗腫瘍効果を測定した。CDDP投与:A549は抗腫瘍効果なし、Ma-44,FT821は効果あり(有意差あり)。PC-9(有意差なし)。erlotinib : PC-9(egfr遺伝子の異常あり)は有意な抗腫瘍効果を認め、A549, FT821は効果なし。肺癌同所性移植モデルで小動物用PET/CT装置を用い、犠牲死せずに治療効果を判定できる。
|