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2013 年度 実施状況報告書

肺癌に対するPorphysome増感併用による気管支鏡下光温熱治療の開発

研究課題

研究課題/領域番号 24659635
研究機関高知大学

研究代表者

穴山 貴嗣  高知大学, 教育研究部医療学系, 講師 (30403893)

研究分担者 宮崎 涼平  高知大学, 教育研究部医療学系, 助教 (70566489)
岡田 浩晋  高知大学, 教育研究部医療学系, 助教 (10444770)
キーワード光温熱癌治療
研究概要

ヒト肺癌培養細胞を用いたin-vitroでの温熱効果を検証した。細胞傷害機能を発揮する光増感物質投与量と、レーザー照射出力との関係について明らかにした。また、in-vivoマウス皮下肺癌モデルにおいて、光増感物質追加有無による腫瘍の局所温度上昇の程度を明らかにした。以上の成果を国際学会において発表した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

光増感物質と低出力レーザーの組み合わせにより、癌細胞を傷害する条件設定を完了できたため。

今後の研究の推進方策

最終年となる平成26年はヒトでの臨床応用を念頭において、これまでの成果を踏まえて、より広い範囲の腫瘍を効率よく光温熱治療できる条件を導き出すことが課題となる。細径気管支鏡の鉗子チャンネルを通して使用でき、レーザー光を拡散させることのできるレーザーファイバーを導入し、広範囲の焼灼を実現可能か検証する。インドシアニングリーンの局所注入による光増感作用が確認されたため、これについても並行して光増感温熱効果を動物モデルを用いて検証する。

次年度の研究費の使用計画

これまで、研究コンセプトの妥当性について証明し学会発表するなど、一定の成果を得たが、臨床応用を目標に更なる検討を要するため。
拡散型レーザーファイバーを用いた腫瘍焼灼の範囲拡大のための研究を進める。動物実験のための各種試薬や動物、消耗品の購入費用とともに、成果發表のための学会發表費用、論文発表のために費用が必要である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] BRONCHOSCOPIC FLUORESCENCE DETECTION AND PHOTOTHERMAL ABLATION OF PERIPHERAL LUNG CANCER: PRELIMINARY IN VIVO STUDIES2013

    • 著者名/発表者名
      Takashi Anayama
    • 学会等名
      15th world conference on lung cancer
    • 発表場所
      Sydney, Australia
    • 年月日
      20131027-20131027

URL: 

公開日: 2015-05-28  

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