研究課題
挑戦的萌芽研究
ポルフィゾームナノ粒子に全身投与による気管支鏡下での光温熱治療が、早期の肺癌に対して有効な内視鏡的治療であるとの仮説のもと、ヒト肺癌動物実験モデルを作成し、この研究のコンセプトの妥当性と、臨床応用への可能性について研究を進めた。またすでに臨床において全身投与が認められているインドシアニングリーン(以下ICG) を腫瘍に局所注入し、これを吸光する近赤外線レーザーを照射して光温熱効果についても検証した。この知見をもとに、臨床応用に向けて準備を進める。
癌の低侵襲治療