研究課題/領域番号 |
24659646
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
岩間 亨 岐阜大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20303498)
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研究分担者 |
矢野 大仁 岐阜大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (00332685)
榎本 由貴子 岐阜大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20377659)
中山 則之 岐阜大学, 医学部附属病院, 講師 (30444277)
吉村 紳一 岐阜大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (40240353)
大江 直行 岐阜大学, 医学部附属病院, 講師 (60362159)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | 主幹動脈狭窄症炎症 / 炎症性サイトカイン / 動脈硬化進展作用 |
研究概要 |
1)ずり応力モデルにおける炎症性サイトカイン発現解析実験については、各蛋白定量値にばらつきが多く、Atherosclerosisに2010年に発表したGPIb/V/IX活性化とCD40L産生の関連以外には、あらたな発見は得られていない。血小板細胞内伝達経路については現在も研究を継続中である。 2)頸動脈狭窄症を有する患者における、炎症性サイトカイン値と1年間の心血管イベント、プラーク量、脂質割合との相関の検討については、登録症例数の蓄積中である。一部内容についてはすでに学術雑誌に投稿した(J Stroke Cerebrovasc Dis. 2012)。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
in vitroの実験を現在も継続中。可溶性 CD40L, IL-1β, IL-6蛋白定量( ELISA 法) ILについては定量値のばらつきが多く、一定の傾向はみられていない。CD40Lについて継続実験中。各種抗体(Src, p44/42 (Erk1/2) MAPK、PKC, cPLA2, PI3 , Akt, NFkB)によるWestern blotting法 Erk1/2, p38MAPKについては炎症性サイトカインの産生と相関が得られており、継続実験中。
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今後の研究の推進方策 |
in vitro実験の継続、患者対象研究のさらなる症例蓄積推進
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次年度の研究費の使用計画 |
消耗品の数が予定していた数より少なく済んだため、次年度に経費を繰り越し、次年度分と合わせてin vitro実験で用いる各種抗体、ELISA kitの新規購入する予定である。
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