研究成果の概要 |
研究代表者らは、BCボックス蛋白群が有しているElongin BCと結合するアミノ酸配列であるBC-boxモチーフ構造[(A,P,S,T)LXXX (A,C) XXX(A,I,L,V)]が、神経分化ドメインであることを突き止め、BC-box モチーフペプチドは、Elongin BCと結合して複合体を形成するとJAK2/Stat3の発現を制御し多能性間葉系幹細胞を神経細胞へ分化誘導することが示唆された。種々のBC-boxモチーフペプチドと特異的神経マーカーのプロモーターとの関連を網羅的Chipアッセイにて調べるとBC-box モチーフペプチドはそれぞれ特異的な神経マーカーへの結合が示された。
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