研究課題
挑戦的萌芽研究
CD133は、神経膠腫の腫瘍幹細胞マーカーとして用いられているが、その生理学的機能の全容は明らかではない。CD133の機能を解明するために、プルダウン法、免疫沈降法や酵母two-hybrid法を用いて、CD133と結合する蛋白質の同定を試みた。一方、ヒト胎児性がん由来のNTERA-2細胞において、CD133は、上皮-間葉転換(EMT)の制御に関与するRNAスプライシング因子であるEpithelial Splicing Regulatory Protein 1 (ESRP1)の発現を抑制していることを見出した。
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J. Biol. Chem
巻: 288 ページ: 35626-35635
Nat. Commun
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10.1038/ncomms2879
http://www.pref.aichi.jp/cancer-center