軟骨細胞分化の各過程における各MAML family の発現パターンを胎児軟骨成長板において確認したところ、肥大軟骨層においてMAML1およびMAML2がやや強く発現している傾向がみられた。未分化軟骨細胞株ATDC5 を用いた分化誘導系において、各段階における発現パターンを解析したところ、後期分化においてMAML1およびMAML2の発現が上昇していた。各MAML 分子の未分化軟骨系細胞ATDC5 およびマウス初代関節軟骨細胞における過剰発現系とRNAiによる抑制系を作成し、培養細胞内における機能解析を行ったところ、過剰発現系においてはMmp13の発現上昇がみられた。
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