研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では,高度脊椎側弯症における幾何学的に厳密な左右非対称性の定量化手法の構築を行った.薄板スプライン法を用いることで,側弯形状から本来あるべき左右対称な形状を復元し,これに基づき,脊椎形状を覆う空間のひずみの分布を評価した.ひずみの分布をGreen-Lagrangeひずみを用いて評価したところ,圧縮・伸張・せん断ひずみが複雑に分布していることを明らかになった.本手法により,側弯症のような複雑な変形を示す疾患に対し,3次元的な変形分布の定量化が可能となった.
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Journal of Biomechanics
巻: 47(1) ページ: 302-307
10.1016/j.jbiomech.2013.10.013
臨床バイオメカニクス
巻: 34 ページ: 25-32
http://webcat.nii.ac.jp/naid/40019872725