研究課題
挑戦的萌芽研究
慢性の神経障害性疼痛に対しては、三環系抗うつ薬やプレガバリン、ガバペンチンなどの抗てんかん薬による内服治療が主体になるが、難治性で服薬も長期に渡る症例が多い。最近、新たな治療の試みとして、ラットを用いた実験で胚性幹細胞(ES)細胞から分化誘導させたGABAergic神経細胞のくも膜下投与によって脊髄損傷に因る神経障害性疼痛が軽減される事が報告されている。将来的な臨床応用を目指して、マウス線維芽細胞を神経細胞に変換し、GABAergic神経細胞を誘導分離する方法を検討する。神経障害性疼痛モデルマウスを作製し、試験的に分離細胞をくも膜下に投与し、神経障害性疼痛が軽減されるかどうかを検討する。
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