研究課題
挑戦的萌芽研究
これまでの痛みの評価は患者からの自己申告だけで行われてきた。鎮痛薬を与えればある程度の効果は期待できるが、その効果を客観的に測定する系は存在せず、過量投与による重篤な副作用を恐れるあまり十分な疼痛管理がなされない現状があった。今回我々は人間の生理指標を元に、疼痛の客観化のアルゴリズムの作成をすることを目標に研究を行った。その結果、まず、脳波による痛みの客観的評価の試みを目指しその特徴を明らかにした。さらにその特徴をアルゴリズム化し現在特許出願準備中である。さらに、末梢循環の指標であるPerfusion Indexが脈拍が変化しない程度の痛み刺激によって変化を明らかにした。
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J Pain Res
巻: 10(7) ページ: 91-7
Proceedings of 4^<th> International Congress of Neuropathic pain
ページ: 43-48