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2013 年度 実績報告書

男性機能障害モデルラットを用いた勃起障害と中枢神経ペプチド発現の比較解析

研究課題

研究課題/領域番号 24659717
研究機関滋賀医科大学

研究代表者

河内 明宏  滋賀医科大学, 医学部, 教授 (90240952)

研究分担者 三木 恒治  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (10243239)
邵 仁哲  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (40305587)
上田 崇  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (50601598)
キーワード男性性機能 / アンドロロジー / 勃起障害 / 神経内分泌 / 中枢神経
研究概要

2012年春より反射性勃起試験の基本的手技、GRP免疫染色の具体的手技の実験を開始した。2012年度終盤に再現実験に成功し、抗GRP抗体の染色性に関しても、その後の染色性が非常に良好である事を確認済みである。糖尿病性勃起障害モデルラット(以下DM性EDモデルラット)に対する性機能および脊髄内GRP発現解析の本実験に関しては2013年6月に対象群と糖尿病化群の2群で開始した。実験計画に沿い環境馴化、開始時点での反射性勃起試験、ストレプトゾシン腹腔内注射による糖尿病化手技を施行した。糖尿病化1週間経過時点での血糖値300mg/dLを糖尿病化のCut Off値とし、対象群と糖尿病化群のいずれも7匹でその後の実験を継続した。反射性勃起試験においては糖尿病化後12週時点で群間有意差および糖尿病化前後の有意差が出現、糖尿病化16週時点まで実験を継続したが16週後時点では高度の勃起障害を認める個体も確認出来た。よって糖尿病の反射性勃起に与える影響についての評価は十分に可能と判断し、全ラットの脊髄標本採取と切片作成、免疫染色へ移行した。脊髄切片に関しては、全切片の免疫染色に時間を要する事が予想されたため、不凍液保存により長期保存可能とした。その後随時脊髄の免疫染色を施行しているが、免疫染色を完了した切片は全体の7割程度に留まっており早急な完遂が必要である。

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公開日: 2015-05-28  

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