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2014 年度 研究成果報告書

精子運動を亢進し受精率を改善する薬剤開発を目指したトランスレーショナル・リサーチ

研究課題

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研究課題/領域番号 24659726
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 産婦人科学
研究機関浜松医科大学

研究代表者

杉原 一廣  浜松医科大学, 医学部, 准教授 (00265878)

研究分担者 金山 尚裕  浜松医科大学, 医学部, 教授 (70204550)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード生殖医学 / トランスレーショナル・リサーチ
研究成果の概要

GWRQは、野生型マウス精子を活性化したが、ノックアウト・マウスの精子は活性化しなかった。次にEBGを用いて、インフォームドコンセントを得て採取したヒト精子を処理すると、c-AMPおよびカルシウム流入を増加させ、精子の運動能を亢進できることが判明した。また、質量分析で、精子に関与するポリラクトサミンが硫酸化されフコシル化されていることを明らかにした。さらに、EBG処理前後の精巣上体の免疫組織化学でポリラクトサミンが上皮細胞から精液へ分泌されることも確認した。
現在、精子運動を活性化することにより受精率を改善する方法がない。本研究で明らかになった成果は、IVF-ETに活用でき臨床応用が期待できる。

自由記述の分野

生殖医療、婦人科腫瘍

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公開日: 2016-06-03  

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