研究課題
挑戦的萌芽研究
アロマターゼ遺伝子の高発現は、子宮内膜症病変組織に高濃度エストロゲン環境をもたらしている。このエストロゲン環境と密接にリンクするエストロゲン受容体(ER)の病理的意義は、内分泌療法剤の有効性から認知されている。しかしながら、ER発現の理解は、α型とβ型の発現量比による議論で停滞している。本研究により、子宮内膜症組織におけるER発現の基本的分子基盤を明らかにした。特に重要と思われる観察は、子宮内膜症細胞に発現するα型ERは66KDaの野生型とは異なる55KDaのバリアントであることが示唆された事である。このバリアント発現の分子メカニズムは新たな重要検討課題となった。
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