研究課題/領域番号 |
24659735
|
研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
常見 泰平 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (20599831)
|
研究分担者 |
佐道 俊幸 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (50275335)
成瀬 勝彦 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (70453165)
|
キーワード | 国際情報交換 |
研究概要 |
正常およびPIH妊婦の子宮頸管粘液を採取することができたため、、胎盤からは予期したような過剰発現する遺伝子群の抽出ができていないが、HSP、S100 HMGB1などの酸化ストレス・解毒タンパクをウエスタンブロット・免疫比濁法・ELISAキットを用いて測定した。新たな蛋白の測定はできていないが、頸管粘液の採取は妊婦診察中に簡単に採取でき、妊婦さんの負担が少なく採血より侵襲が少ない点で優れている。頸管粘液を用いて感度、特異度の高い簡易予防キットを開発し、予防、診断、治療につなげることにより、周産期予後を改善する。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
予期したような過剰発現する遺伝子群の抽出ができていない。そのため、期待していたHSP、S100 HMGB1などの酸化ストレス・解毒タンパク以外の蛋白発現を正常およびPIHの子宮頸管粘液を用いて、ウエスタンブロット・免疫比濁法・ELISAキットで測定できていない
|
今後の研究の推進方策 |
保存している正常およびPIH発症妊婦30例の子宮頸管内粘液を用いて、胎盤から予期したような過剰発現する遺伝子群の抽出ができていないため、HSP、S100 HMGB1などの蛋白を、測定していき、簡易予防キットの開発していきたい。
|