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2013 年度 実施状況報告書

エピジェネティクス解析に基づいた自己結膜組織幹細胞移植の開発

研究課題

研究課題/領域番号 24659757
研究機関東京女子医科大学

研究代表者

三村 達哉  東京女子医科大学, 医学部, 講師 (70463867)

キーワードエピジェネティクス / 結膜
研究概要

本研究は、結膜細胞の老化に関わる変化を見ることを目的としている。結膜上皮細胞よりスフェアー法という方法により、組織幹細胞/前駆細胞を採取することに成功した。採取した細胞を免疫染色ならびにRT-PCRで遺伝子発現を調べると、通常の細胞と比較して、スフェアーを形成する細胞はBrDUの取り込みが高く、また上皮では上皮未分化マーカーであるp63が発現しており、神経未分化マーカーであるNestinが強く発現していた。生後1週のマウスと生後10か月の高齢マウスの結膜細胞のメチル化を調べた所、高齢マウスの結膜細胞はメチル化率が高く、DNAの加齢に伴う変化以外に、DNAのメチル化によりDNAの構造変化が生じうる可能性が考えられた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

1: 当初の計画以上に進展している

理由

当初の予定通り、細胞を採取し、メチル化の差を解析することができた。

今後の研究の推進方策

本年度はメチル化がどの部位の遺伝子で生じているのか調べる予定である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2013

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件)

  • [雑誌論文] Next-generation sequencers: what can we learn?2013

    • 著者名/発表者名
      Mimura T, Noma H, Funatsu H, Yamagami S.
    • 雑誌名

      J Bioanal Biomed

      巻: 582) ページ: 1-3

    • DOI

      DOI:org/10.4172/1948-593X.1000e113

    • 査読あり
  • [雑誌論文] The role of SIRT1 in ocular aging.2013

    • 著者名/発表者名
      Mimura T, Kaji Y, Noma H, Funatsu H, Okamoto S.
    • 雑誌名

      Exp Eye Res

      巻: ;116C ページ: 17-26

    • DOI

      DOI: 10.1016/j.exer.2013.07.017.

    • 査読あり
  • [学会発表] 角膜内皮の老化と再生2013

    • 著者名/発表者名
      三村達哉
    • 学会等名
      第80回東京女子医大 東医療センター 眼科医局講演会 特別講演
    • 発表場所
      東京女子医科大学東医療センター
    • 年月日
      20131012-20131012
    • 招待講演

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公開日: 2015-05-28  

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