研究課題
今年度は頸部に貼付した屈曲センサ信号と嚥下時Videofluorography画像との同時記録を行って両者の同期性を解析し、屈曲センサによる嚥下時喉頭運動モニタリング法を確立した(PLoS ONEに論文発表)。また、舌圧センサを口腔内に貼付することによって喉頭運動記録は影響を受けないことを確認した(Chin J Otorhinolaryngol Head Neck Surgに論文発表)。さらに、センサシートによる嚥下時舌圧測定と屈曲センサによる喉頭運動との同時記録を行い、舌圧のOnse, peak, offsetと屈曲センサのタイムイベントとの関係から、嚥下時舌運動と喉頭運動との同期性について解析を行った(日本顎口腔機能学会において発表し、論文作成中)。これらの結果より、健常者における嚥下口腔期と咽頭期の非侵襲的な評価の可能性が示唆された。
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Chin J Otorhinolaryngol Head Neck Surg
巻: 49 ページ: 218-222
PLoS One
巻: 8 ページ: e70850
10.1371/journal.pone.0070850.