研究課題
挑戦的萌芽研究
我々は、間葉系幹細胞(MSC)の無血清培養に至適な培養皿官能基組成をもつ自己組織化分子膜(SAM)を作製した。OH基とCOOH基とを60:40の比でもつSAM-1は、接着斑の形成、接着、増殖を促進した。また骨分化関連遺伝子の発現と基質の石灰化を支持した。すなわち、SAM-1と無血清培地を組み合わせることにより、世界で初めて培養環境全体を化学的に規定化できた。この新培養系は、基礎研究のみならず将来の臨床研究でも有用であると期待される。さらにSAM-1は、ミトコンドリア関連遺伝子の多くを下方制御して、嫌気的解糖系を促進し、TCAサイクル系を抑制した。
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