研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究の目的は、臨床検体から高レベルゲノム異常のある微量の細胞だけを対象にゲノム構造異常を検出する「手法」を開発することにある。ホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)組織からDNAを抽出し、初期DNA量を100ng程度まで減らしても良好なCGHアレイデータが得られることが判明した。また、免疫組織染色後の封入されたプレパラートから抽出したDNAがCGHマイクロアレイ解析可能であることが明らかになった。より微量なDNAでゲノム構造解析を行うために、次世代シーケンサーを用いたターゲットシーケンスを行ったところ、初期DNA量は15ng程度でゲノム変異が検出できた。
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