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2014 年度 研究成果報告書

口腔扁平苔癬に対する新規疾患病因論とそれに基づく治療戦略

研究課題

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研究課題/領域番号 24659896
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 外科系歯学
研究機関徳島大学

研究代表者

東 雅之  徳島大学, 大学院ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (20144983)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード口腔扁平苔蘚 / 基底細胞 / 不死化正常口腔粘膜細胞 / 基底膜 / MMP-9 / NF-κB
研究成果の概要

本研究においては、口腔扁平苔蘚に対する新たな疾患発症機構に基づき、新規治療法の構築を行うことを目的とした。その結果、基底細胞直下へのリンパ球浸潤機構については、基底細胞においてandrogen低下が起こる結果、estrogen/androgen imbalanceが惹起されることによりリンパ球誘導が起こることが明らかとなった。また、粘膜上皮病変の発症機構については、リンパ球から分泌されたTNF-αなどのサイトカインが基底細胞からのMMP-9産生を促進させることにより、基底膜が分解され基底細胞はアポトーシスに陥ることにより病変が発症することを明らかにした。

自由記述の分野

医歯薬学

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公開日: 2016-06-03  

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