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2014 年度 研究成果報告書

酸感受性イオンチャネルをターゲットとした歯の移動時の疼痛制御への画期的アプローチ

研究課題

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研究課題/領域番号 24659916
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 矯正・小児系歯学
研究機関明海大学

研究代表者

須田 直人  明海大学, 歯学部, 教授 (90302885)

研究分担者 友村 明人  明海大学, 歯学部, 教授 (60188810)
安達 一典  明海大学, 歯学部, 准教授 (20349963)
研究協力者 長谷川 直哉  
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード矯正歯科治療 / 疼痛 / 実験モデル / 歯の移動
研究成果の概要

歯の移動に伴って誘発される侵害受容機構や口腔内の組織変性が定量可能な実験モデルを、ラットの歯を移動し刺激用電極を用いて開口反射を評価することにより構築した。
このモデルにおいて歯の移動後に起こった歯の移動測の開口反射閾値の低下は、数日間継続し、7日後には非移動測と同程度になった。一方、圧迫測における破骨細胞による歯槽骨吸収は、移動開始数日後より活発になり移動距離も増加した。これらの変化は、矯正歯科における歯の移動に伴う症状や所見と近似していた。このように本動物モデルは、臨床的な歯の移動に伴う疼痛を再現し、発痛メカニズムの解明や分子制御を考える上で有用な評価系と考えられる。

自由記述の分野

歯科矯正学

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公開日: 2016-06-03  

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