研究課題/領域番号 |
24659946
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
松田 好美 岐阜大学, 医学部, 教授 (10252149)
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研究分担者 |
高橋 由起子 岐阜大学, 医学部, 准教授 (90313915)
岩田 美智子 岐阜大学, 医学部, 助教 (10612616)
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キーワード | 心肺蘇生 / 教育 / ポートフォリオ |
研究概要 |
本研究では、授業と時間外グループ学習をコラボレーションし,ポートフォリオを使用した継続した教育を目指している。 本年度は、文献検討と共にモデル人形を利用した心肺蘇生の訓練及び知識・意思の確認を評価するための、実施及び質問紙調査を予備的に行っている。内容は訓練として、「安全の確認」「意識の確認」「助けを求める」「気道確保」「呼吸の確認」「脈拍の触知」「胸骨圧迫の施行(圧迫部位、回数、正しい手技)」「AEDの原理と使用方法(手順、注意事項)」「以上の手順の正しい順番での施行」「バックバルブマスクの使用方法」を確認し、知識や意思の確認としては、訓練内容および「心肺蘇生法の続行」「心肺蘇生法の中止」「心肺蘇生実施の意思」についての質問紙調査を行った。以上の内容についてポートフォリオを作成している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本研究期間に行う質問紙調査及び予備訓練は21名の研究協力者によって行われたが、継続してポートフォリオ作成に協力した人数は5名と少なかった。少なくなった理由として、時間外グループ学習(サークルEC: Emergency Care)の人数が少なくなったためと考えている。訓練時期およびポートフォリオの記載時期を再考する必要がある。ポートフォリオ内容についてはこのまま続行し、協力者人数を増やす予定である。
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今後の研究の推進方策 |
平成25年度に行った実施訓練・評価を以下の内容で実践していく。 1.モデル人形を使用する第1回の学習前の質問紙調査及び訓練の実施:1年生及び在校生:①研究参加希望者に対し,今までの心肺蘇生教育の履歴を,質問紙を使用し聴取する。②平成25年度に作成した質問紙調査(エビデンス含む)を行う。 2.訓練の実施:①モデル人形を使用した心肺蘇生の演習(時間外グループ学習) 3.評価:各訓練ごとにポートフォリオ及び質問紙テスト、ビデオ内容で評価する。 ①技術に対する評価方法:ビデオ撮影及びレサシアンシュミレーターを使用する ②ポートフォリオの利用方法と評価方法「*ポートフォリオの目的と効果について説明する(研究参加希望者)*時間外学習グループにて、研究協力者を常に近くで見守る」 1)質問紙調査により、各自目標を決定し記載する(研究協力者) 2)1年間の行動計画を記載する(研究協力者) 3)実践と評価を繰り返す(実践には必ず「そのときの気持ち」も記載する)技術評価となる質問紙テスト、ビデオ内容(結果)もポートフォリオに組み込む。観点:目標を意識していたか、エビデンスはあったか、行動プロセスが見えるか、行動改善はあったか、気持ちのプロセスがあるか、(伝えたいことが明瞭か、実際に役立つか)。 ポートフォリオ内容についてはこのまま続行し、協力者人数を増やす予定である。
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次年度の研究費の使用計画 |
参加予定の学会に参加できなかった。 学会へ参加予定
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