看護学生を対象に、医療従事者用BLSの最適な学習方法として授業及び時間外学習を利用し、知識と技術を維持する方法を発見するための「心肺蘇生教育のためのポートフォリオ・システム」を実施した。学習内容は、心肺蘇生の訓練、訓練内容の記載および「できた」「できない」事柄の記載、教員とともにディスカッションし困難事の解決や問題の軽減を行う、救急認定看護師の講演会開催、消防署などでの心肺蘇生訓練、時間外グループ学習、である。実施時期による知識と技術の程度、蘇生実施の意思を確認した。今回は知識については上昇を示し、技術は有意な差はなく、実施への意思はすでに全員が持っていた。
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