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2015 年度 実績報告書

看護系大学における情報教育の実態とカリキュラムの再構築に関する実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 24659952
研究機関茨城県立医療大学

研究代表者

中村 洋一  茨城県立医療大学, 保健医療学部, 教授 (90113969)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワード看護系大学 / 情報教育 / 情報リテラシー / コンピュータスキル
研究実績の概要

本年度は情報教育のためのCBT(Computer Based Learning)システムの構築とともに統計学のeランニングを支援するためのLMS(Learning Management System)の構築を行った。
昨年度に新規購入したサーバにフリーで使用できるオープンソースソフトウェアを使ってCBTシステムを構築した。具体的には,OSはLinux(CentOS7),学習者がWebからアクセスするためのWebサーバはapache,テスト問題を管理するデータベース管理システムはMySQLを採用した。このCBTサーバに平成23~25年度科学研究費補助金による基盤研究(A)「臨地実習適正化のための看護系大学共用試験CBT実用化と教育カリキュラムへの導入」(研究代表者:柳井晴夫)において大分県立看護大学(分担研究者:佐伯圭一郎)で開発された看護模擬CBTシステム(デモ版)を移植した。その結果,看護模擬CBTシステム(デモ版)は問題なく動作することを確認した。また,LMSとしてmoodleのインストールも完了した。
看護模擬CBTシステム(デモ版)のテスト問題は看護分野の問題であるので,今後は,情報分野のテスト問題を作成し,テスト問題データベースの内容を置き換える作業が残っている。また,この情報教育CBTシステムの評価のために,CBTシステムを使った場合と使わなかった場合の教育効果の比較検討も必要であり、補助事業期間の終了後も、引き続きシステム構築を継続する。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2016 2015

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 日本の看護系大学における情報教育の現状と課題―シラバス等のWeb調査による初年次教育の分析―2016

    • 著者名/発表者名
      中村洋一,中野正孝,海山宏之,福井龍太
    • 雑誌名

      茨城県立医療大学紀要

      巻: 21 ページ: 33-40

    • 査読あり / 謝辞記載あり
  • [学会発表] 看護系大学における情報教育の現状と課題2015

    • 著者名/発表者名
      中村洋一,中野正孝,福井龍太
    • 学会等名
      日本医学教育学会大会
    • 発表場所
      朱鷺メッセ(新潟県新潟市)
    • 年月日
      2015-07-24

URL: 

公開日: 2017-01-06  

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