研究課題
挑戦的萌芽研究
急増するシングル介護形態における、危機回避のターニングポイントとなる要因を、介護者へのインタビューやアンケートおよび厚労省調査結果や裁判判例等を基に分析し、DVDを中心とした危機回避プログラムを作成した。分析の結果、主要因として「健康」「経済」「自立」「情報」、下位概念として「自己の存在価値感」「自己中心的価値観」「Sense Of Coherence」「介護負担感」、気分要因として「ショック」「イライラ」「絶望」「無力感」があがり、これを基にDVDコンテンツの大枠を「まず始めにすること」「こんな時どうするの?」「たまには気分転換!」等に絞って作成した。今後その有効性の検証が求められる。
家族看護