研究課題/領域番号 |
24659974
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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研究機関 | 金沢医科大学 |
研究代表者 |
平山 惠美子 金沢医科大学, 看護学部, 准教授 (00389983)
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研究分担者 |
金谷 光子 新潟医療福祉大学, 健康科学部, 教授 (80300135)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 看護倫理学 / 在宅看護 / 終末期ケア / 訪問看護師 / 看護教育 |
研究概要 |
研究代表者らは平成21年度~22年度に在宅終末期ケアに携わる訪問看護師の倫理観の実態把握や訪問看護師の看護倫理の質の向上を図る教育プログラムのパイロット版を開発し、その研究から、3つの課題が派生したため、本研究においてこれらの課題に取り組み、教育プログラムに完成・展開と組織化を図ることを目的としている。本年度はパイロット版教育プログラムの内容・構築を再検討し、在宅終末期ケアに携わる訪問看護師の看護倫理の質の向上を図る、教育プログラムの完成、実施、評価を行うことを目的としていた。 その実施計画として、1.パイロット版教育プログラムの見直しを行い、研究計画書の精緻化を行う(教育プログラムの完成)、2.対象となる施設の選定、3.調査依頼、4.学内の研究倫理審査委員会の審査を受ける、5.教育プログラムの実施、6.教育プログラムの評価を行う予定であった。 前研究において派生した課題について、研究分担者とともにパイロット版教育プログラムの見直しや精緻化により、講義内容およびプログラム構築の再検討を行った。これにより本年度実施予定の教育プログラムを完成することができた。対象となる施設を選定し、調査依頼を行った。しかし次の段階としての教育プログラムの実施については、研究協力施設の都合及び、研究協力者の諸事情により、教育プログラムの実施を終了することができなかった。今後は早急に研究協力者を確保し、教育プログラムの実施、評価を行っていく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究協力施設の都合および、研究協力者の諸事情により教育プログラムの実施を終了することができていない。そのため研究全体の進捗が遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
教育プログラムの実施を終了することができず、それに関わる調査費、謝金等の使用ができなかった。今後は早急に研究協力者を確保し、教育プログラムの実施、評価を行っていきたい。
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次年度の研究費の使用計画 |
教育プログラムの実施により、調査費、謝金を使用し、次段階となる人材養成開発プログラムの作成につなげる。次年度においては今年度と同様に調査費、謝金等を使用予定である。
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