本研究の目的は,Soft Systems Methodology を活用し看護師の尿失禁ケアに関する振り返りを向上させることを通して指導技術を修得できる、骨盤底筋運動指導技術教育プログラムを作成することである.文献の分析ならびに専門家チェックにより内的妥当性を確保して完全習得学習を基盤としたプログラム案を作成した。評価用具は正答率80%を到達基準とし作成した.2つの病院で段階的に予備調査を行い外的妥当性と教育の信憑性を確保した.プログラムは5回のワークショップで教育時間合計12時間、教育期間8週間で構成された.最後に1施設で学習効果を検証した結果、学習者全員が到達基準に達したことを確認した。
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