研究課題/領域番号 |
24659993
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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研究機関 | 天使大学 |
研究代表者 |
鳥谷 めぐみ 天使大学, 看護栄養学部, 講師 (00305921)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 軽症脳卒中 / 混合研究法 / 教育支援 |
研究概要 |
本研究の目的は、入院治療を必要とした軽症脳卒中患者が、退院後も自らの健康管理を行っていくための効果的な健康支援方法を検討することである。本研究の具体的な目的は以下の2点である。1)軽症脳卒中患者が、退院後のどのように生活を再構築しているのか実態調査を行い、教育的介入を要する要因を明らかにする。2)軽症卒中患者が、再発予防や新しい生活への適応を促進するための看護介入を検討すること。 平成24年度は、研究プロセスの第一段階として実態調査を行った。実態調査は研究代表者の所属先および研究対象施設での倫理審査の承認を得たあと、退院後の軽症脳卒中患者を対象として調査を行った。調査方法は混合研究法デザインを用い、自宅退院した軽症脳卒中患者の外来受診時に質問紙調査およびインタビュー調査を行った。質問紙調査の内容は退院後の日常生活動作、QOL、健康管理行動、入院時の健康教育などについて調査した。インタビュー調査は入院時および外来通院時の健康教育に関する半構成的面接を行った。調査は52名の患者の承諾を得られた。対象者の平均年齢は72.3歳、男性32名、女性20名であった。疾患名は脳梗塞が39名、脳出血が11名、その他が2名であった。脳卒中の再発を経験していた患者は3名であった。現在、質問紙調査のデータ分析、およびインタビュー調査のデータ分析を進めている。本調査結果および先行研究をもとに、軽症脳卒中患者の再発予防を目的として教育的支援方法を検討する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
実態調査の調査内容の検討および所属研究機関の倫理審査に時間を要した為。
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今後の研究の推進方策 |
平成25年度は、平成24年度に実施した質問紙調査のデータ分析、およびインタビュー調査のデータ分析を進める。本調査結果および先行研究をもとに、軽症脳卒中患者の再発予防を目的として教育的支援方法を検討する予定である。平成26年度は、検討した教育的支援方法の実践、評価を課題とする。
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次年度の研究費の使用計画 |
平成25年度の研究費の使用計画は実態調査をもとに検討した教育支援内容の実施前のプレテストのための打ち合わせ交通費や、実態調査結果の公表のための旅費等を予定している。 平成26年度の研究費の使用計画は、教育支援方法を実践するためのパンフレット等の作成、介入調査のための交通費、参加者への謝礼などを計画している。また、これまでの調査内容等を学会等で公表するための旅費を予定している。
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