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2013 年度 実施状況報告書

軽症脳卒中患者の再発予防に向けた教育支援プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 24659993
研究機関札幌医科大学

研究代表者

鳥谷 めぐみ  札幌医科大学, 保健医療学部, 講師 (00305921)

キーワード軽症脳卒中 / 混合研究法 / 教育支援
研究概要

質問紙調査およびインタンビュー調査のデータ分析を行った。質問紙調査の結果、脳卒中の発症からの期間と健康管理行動の関連では発症から3年未満の患者は血圧測定を実施しているが、発症から7年以上を経過するとあまり実施しなくなる傾向がみられた。禁煙や飲酒のコントロールは発症期間に関わらず9割が実施していた。運動は発症からの期間に関わらず、6割程度の実施であった。発症期間とQOL(SF-8)との関連では発症後3年以内は全項目において国民標準値よりも低かった。また心の健康(MH)と発症後3年以内は国民標準値より低いが、発症後7年以上を経過すると高くなる傾向がみられた。今後は、この質問紙調査の結果をさらに解釈するために、インタビューデータも活用したデータ分析を進める予定である。
2.軽症脳卒中患者の再発予防を目的として教育的支援方法を検討
教育支援方法の検討のために国内外の脳卒中の再発予防や、発症後の患者教育プログラムに関する文献検討を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

本年度は研究代表者の所属移動により研究に必要な環境整備に時間を要した。また、現在分析中のインタビューデータの内容も踏まえて教育支援プログラムの検討に着手する予定である。

今後の研究の推進方策

今後は当初の計画通り教育支援プログラムの開発を行う予定である。

次年度の研究費の使用計画

今年度は平成24年度に実施し調査の分析が遅れたため、教育支援プログラム作成のためのプレテストのための謝金等にかかる経費が次年度使用額として生じた。
平成26年度は8月までに教育支援プログラムの検討を行い、その後に効果の検証を実施する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 軽症脳卒中患者の退院後の健康管理およびQOLの実態2013

    • 著者名/発表者名
      鳥谷めぐみ、長谷川真澄、瀧断子
    • 学会等名
      第33回日本看護科学学会学術集会
    • 発表場所
      大阪府大阪市
    • 年月日
      20131206-20131207

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公開日: 2015-05-28  

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