低出生体重児の母親は【予期せぬ早産への戸惑い】の中で出産し,そして,子どもの命が助かっても網膜症による盲目,脳障害による歩行困難や知的障害など【後障害への不安】を抱え続けている。この中でも【子どもと通じ合えていることの実感】をし,【母乳をあげられることの喜び】などを感じることができている。 子どもの退院後は,外出の際に「小さくない?」「かわいそう」と事情を知らない【他人の一言による傷つき】体験もあるが,子どもの順調な発育,心配されている後障害が見られていないことにより【子どもの成長への期待】がもてるようになっている。
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