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2012 年度 実施状況報告書

妊娠合併症のリスク妊婦へのマタニティヨガの介入による自律神経の鎮静効果の検討

研究課題

研究課題/領域番号 24660002
研究種目

挑戦的萌芽研究

研究機関大阪大学

研究代表者

島田 三惠子  大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (40262802)

研究分担者 坂口 けさみ  信州大学, 医学部, 教授 (20215619)
高木 耕一郎  東京女子医科大学, 医学部, 教授 (90154749)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードマタニティヨガ / 妊娠高血圧症 / 妊娠糖尿病 / 自律神経
研究概要

リスク妊婦(PIH・GDM)の妊娠中の自律神経系の変化、および日内変動を正常妊婦との比較によって明らかにする事(目的1)と、リスク妊婦(PIH・GDM)へのマタニティヨガの介入により、妊娠合併症が発症しやすい妊娠末期において、交感神経系が鎮静されるか否かを明らかにする(目的2)事を目的として実施中である。
2012年7月に大阪大学医学部保健学倫理委員会で承認され、2012年8月に研究協力施設(パルモア病院)の倫理委員会で承認を得た。2012年9月から妊婦健診外来および、ヨガクラスで対象者の募集を開始した。調査票および睡眠表の回収率は100%である。24時間心拍変動モニタリングや唾液アミラーゼ採取等も対象者への負担を最小限にデータ収集が進んでいる。しかし、縦断調査であるが早産等の為に10か月時調査での脱落者が数名いる現状であり、現在、同意取得例数が28例(ヨガ群14例、対照群14例)に対し、実施例数は25例(ヨガ群11例、対照群14例)であり、症例数を増やすために2回/週の研究参加者募集を継続中である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

事例の対象者数が研究全体の目標の1/3程度であり、今後も積極的に対象者のリクルートを行う。同意が得られた対象者からの調査票の回収率は100%である。

今後の研究の推進方策

昨年度と同様に行うが、妊婦健診外来およびヨガクラスで対象者を増やすため、今年度は産科外来に研究協力者募集のポスターを掲示する等、積極的に対象者数を募集する。また、来年度の当研究費または他研究費(運営交付金等)と合わせて、アクティブモニターを更に1台追加購入して、対象者数を増やす方策を検討する。
調査票と睡眠表の回答、24時間心拍変動モニタリング、および唾液アミラーゼ採取等のデータ収集を進める。データ収集と併行して、データ解析を順次行う。

次年度の研究費の使用計画

該当無し

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公開日: 2014-07-24  

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