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2013 年度 実施状況報告書

ベビー・キューズの小児看護学教授方法のチャレンジ

研究課題

研究課題/領域番号 24660024
研究機関日本赤十字豊田看護大学

研究代表者

大西 文子  日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 教授 (00121434)

研究分担者 増尾 美帆  日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 助手 (30626198)
神道 那実  日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 助教 (90434638)
キーワード子ども / 子どものイメージ / 子どもの理解 / 小児看護学
研究概要

倫理審査委員会の承認が得られたのが、平成25年度4月であったため、開始年度を平成24年度から実施予定であったが、実質本研究開始は平成25年度となった。
2年次(小児看護学受講前)の調査①(子どもの理解に影響する因子)、②(子どものイメージ調査)、③(Baby Cues調査)について、調査期間:平成25年5~6月、対象者:123名において、回収できたものは50組であった(回収率:39.8%)。2年次(小児看護学概論・保健受講後)の調査②③は、調査期間:平成25年7月末、対象者:123名において、回収できたのは、②の調査27名、③の調査27名であった(回収:22.0%)。
なお、①②③の調査は、小児看護学専門科目履修との関係を見るために、データ分析方法として連結可能匿名性としたが、回収率が低かった。
さらに、3年次(小児看護学I:健康障害と看護、小児看護学II:小児看護技術・看護過程演習受講後)における調査②③は平成26年7月25日に実施予定で得られるデータおよび4年次に実施予定の②③のデータは大幅に減少することが予測され、全対象者のごく一部(約1割)となる可能性が生じている。そのため、この連結可能匿名性の調査対象が少ないために、学生個人における小児看護学専門科目履修状況の時期と①②③の結果における変化との関連性を明らかにことが本研究の主となすものであったが、補足データとして扱うものとする。
従って、データ分析は各①②③のデータは、小児看護学専門科目履修課程の前後との関係でどのように変化しているか、について分析するように変更する。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

達成度のやや遅れている理由としては、倫理審査委員会の承認が得られたのが、平成25年度4月であったため、開始年度を平成24年度から実施予定であったが、実質本研究開始は平成25年度となったことがあげられる。
データの収集状況によっては、二学年を対象としていくことで適切なデータ量をカバーできると考えていたが、それが不可能となった。

今後の研究の推進方策

研究計画では、データ収集方法と分析方法において、連結可能匿名性を行い、学生個人における小児看護学専門科目履修状況の時期と①②③の結果における変化との関連性を明らかにすることにより、小児看護学専門科目についてどのような授業展開が必要なのかを考察し、今後の授業展開に示唆を得ることができるとしていた。
しかし、連結可能匿名性を行い、学生個人における小児看護学専門科目履修状況の時期と①②③の結果における変化との関連性を明らかにできるデータ量は調査対象者の約1割も確保できない状況が予測されるため、これらによって得られたデータは参考的な補足データとして取り扱い、考察時の参考資料とする。
従って、本調査の目的は変更しないが、分析の主データとしては、各学年の小児看護学専門科目開講時の前後における①②③における学生の子どもへの理解として分析し、目的を明らかにしていく予定である。

次年度の研究費の使用計画

当初の予定より回収した調査表が少なかったため、データ入力に必要な人件費が予定より少なく済んだ。また、データ分析が途中であるため、予定していた学会発表ができず、参加費の使用が生じなかった。
当初は平成26年度終了予定であったが、開始が1年遅れたために平成27年度まで1年間研究を延長予定である。従って、今年度少なく済んだ人件費が予定より多く必要となる。

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公開日: 2015-05-28  

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