研究課題
挑戦的萌芽研究
わが国では少子現象が加速しており、看護学生が子どもの理解を深めることは重要であるため、小児看護学の教育科目開講に伴う看護学生がもつ子どものイメージ及び子どもの表情(Cue)を読みとる力に関する経時的な現状を明らかにした。調査は平成25年4月~平成28年3月に行い、対象は東海地方の大学看護学部2年生120名のうち49名<回収率:40.8%>であった。最終まで協力が得られた11名では乳幼児のイメージや表情の読み取りは一般的な子どもの外見的特徴や活動を示すものが多かった。実習後は子どもを深く理解できるようになった半面、履修前より必ずしも子どもの肯定的イメージ及び表情の読み取りは高くなっていなかった。
小児看護学