研究課題
挑戦的萌芽研究
マタニティ・ヨーガ教室参加者(ヨーガ群)を対象にヨーガのストレス低減効果を唾液アミラーゼ活性(sAA)で測定し、精神的健康(GHQ28)と出産の自己効力感(CSE)を質問紙で測定した。GHQ28とCSEへの妊娠経過の影響は一般妊婦(非ヨーガ群)のデータで補正した。ヨーガ群170名、非ヨーガ群286名のデータを分析した結果、短期的効果としては、ヨーガがストレス指標であるsAAを低下させること、長期的効果としてはマタニティヨーガ教室の参加回数が多い者ほどCSEが高く、sAAの低下が大きい者ほどGHQ28の改善が大きいことが示された。
母性看護学